創健について

➀創健とは

体にはどうしても自分の責任でやらなければならない部分があります。これを基本生活といいます。あまりにも当たり前なので、深く考えることもなく来ています、しかしこれが健康の土台になります。土台とか基本的なものは地味なことが多いのですが、そこに意識をむけるのです。つまり自らの健康は自ら創るという意味を込めて“創健”といいます。

 基本生活の部分とは、
(1)呼吸
(2)飲食
(3)身体運動
(4)精神活動 


これがまずいと、いろいろな歪みを生じてやがて病気にもなってきます。しかし生活の仕方にマニュアルがあるわけではありませんので、当院ではそのアドバイスをするようにしています。しかし実践するのは、これが簡単そうに見えて難しいようです。

それは多くの場合、自分の身体についてあまり考えたことがないからです。自分の体は自分で守るという考え方に徐々に慣れ親しんでいただきたいのです。どんなに医薬が進歩しても基本生活の部分は変わりませんし、誰かに代わってもらうこともできません。


当院では、基本生活の指針として以下のようなアドバイスをすることがあります。

(1)  呼吸・・・気持ちよく深呼吸ができますか?

(2) 飲食・・・多くの人が食べ過ぎです。腹八分以下を守り、間食はできるだけしない。

(3) 身体運動・・・ 現代は力を使わなくても済むことが多いせいか、体に少々の不具合があっても気づかないことが多い。

(4) 精神活動・・・まずは基本生活が大事にすることからでしょう。

②人間は食べ過ぎている

「まちがい栄養学」川島四郎著 より引用
豚を引っぱってきて、好きなものをうんと食わして、口許へ食べ物を持っていくと嫌がって、後ずさりするほどうんと食わしておいて、その胃袋を見ますと、シワが寄っているんです。
胃袋がまだ余地があるという事です。腹八分なんですね。

ところが、人間にうんとごちそう食わせて、レントゲンで見ますと、胃袋がピッカピカに光っていますね。ポンポンにふくれている。そんなに人間は食いすぎているんです。ですから豚は口卑しいといいますけども、人間の方がよっぽど口卑しいんですよ。食いすぎていますよ。更に人間は立ち上がったという事をよく頭に入れて計算しませんと、胃袋も迷惑なら、その下にあるほかの内蔵もみな迷惑なんです。

③ 身体運動について

体を整える体操には色々ありますが、下肢の問題が多いのでそのための運動を二つ紹介します。

(一)真向法の4つの体操、股関節の調整に優れています。
(二)和式トイレのポーズです、足首の柔軟性によい。

(二)は以前、日本の生活に自動的に組み込まれていたものです。なくなった結果、足首が硬くなった人が増えた。それで、股関節、膝、足首の障害を起こすケースが増えたのです。

(一)真向法の 4つの体操

第1体操
第2体操
第3体操
第4体操

(二)和式トイレのポーズ

◎健康のための運動法が沢山ありますが、うまく行かないケースがとても多いようです。

イ、運動が体に合っていない
ロ、 体に合っていても、やり方がダメ
ハ、 その動きをマニュアル化してしまう


以上のような理由で効果があまり出ないことがあります。運動はすべてポイントというか“こつ”があります。自己流だと難しいことがあります。
しかしラジオ体操とか、ウオーキングなどの総合的なものは、一定の効果はあります。

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